2017年07月01日

バイバイキン〜

おはようございます
ひねりの無いタイトル...で、すみません
車の定期点検に行ってディーラーショールームで1時間半ほど待っていた時に
外の街路樹のところで自転車を止めて延々世間話をしていた
奥様方が気になって仕方なかった院長の松尾です
点検終わってディーラー出る時もまだまだ話し続けていたけど
よくあんな暑い日に1時間半も話が続くものだな....
私なんて人との話は1分も保たないのに

と言う訳で愛車だけで無く、お口の中の定期点検も大事です
車は壊れても最悪買い換えればすむことですが健康な歯や歯ぐきは
一度失ったらもう元の物は取り戻せません
いくら精度のいい人工物で補ってもやっぱり自分の歯や歯ぐきには遠く及ばないので
長く保たせるように定期的なチェックはしていきたいものですね

ということで半ば強引な運びではありますが
先週の歯周病の定期点検と治療の話の続きです


前回は
歯周病が進まないように日々の歯ブラシでの清掃と
それでも取り切れないバイ菌の固まりなどの汚れを
定期的に歯医者さんでキレイに取っていくのが大事
けれどもそこまでしても歯周病のバイ菌は
なかなか全部取りきれない場合があるの
でどうしたらいいか?
というところまで話しましたね


保険診療で通常行われるいわゆる歯石取りや歯の清掃を
数ヶ月に一度定期的に行っているのになかなか
歯周病の症状が無くならない
むしろそこまでしているのに気がつくとドンドン悪化している
という難しいケースもあります。
これはすなわち
お口の中の隅々まで我々プロの手をもってしても
しっかり歯周病の原因であるバイ菌を
取り切ることが難しい患者様もいる ということですね

歯ぐきの内部に入り込んだ菌や
歯と歯ぐきの隙間の歯周ポケットや歯の根や被せ物など深い間隙の中までは
歯ブラシや薬液うがいや歯石取りの器具で清掃消毒しきることは現実不可能
なので
歯周病の原因菌を効果的に除菌できる抗菌剤(抗生物質)を一定期間投与して
お口の中から効果的に除去してしまうという治療
それがすなわちが歯周内科治療です

但し、使う抗生剤は患者様によってP1250041.JPGP1250043.JPG
悪さをしている菌の種類が違うので
どんな菌がお口の中にどのくらいの数いるのか
を調べないとどの薬を出せばいいかも決められません
まずは患者様の歯周病の深く進行している部分から
ばい菌を含む汚れや体液を取り出して当院にある顕微鏡で調べたり、
それでもわかりにくい場合は最近の成分を分析するPCR検査と言う検査をして
原因菌がなんであるかを明らかにします

あっ、画像が見づらいという方は画像左クリックで別ウィンドウで見るようにしてみてください

原因である菌の種類がわかったところでP1250042.JPG
患者様ごとに薬の投与時期や検査や歯石取りのスケジュールを立てて説明して
歯肉に塗る抗生剤シロップと経口で服用する抗生剤を使用開始します


抗生剤を使い始めてお口の中から菌がいなくなり始めると
歯周病特有の症状(歯ぐきの腫れや出血 歯の動揺 口臭など)が収まってくるのが実感されます
菌がいなくなったことを顕微鏡検査やPCR検査で確認しつつ歯の表面に残った歯石やばい菌の固まりをキレイに取るいわゆる歯石取りクリーニングをして
一通りの治療完了となります
IMG_0605.JPGIMG_0494.JPG

これで未来永劫歯周病に悩まされずにもう安心!!
歯医者に行く必要などなくなる
....などというわけではなく むしろここからが肝心な訳で
歯の被せものの隙間や虫歯などに根絶しきれなかった菌が残っている可能性があるので
これらをしっかり治療する必要があります
また歯周病菌は食べ物や食器に付着した唾液を介して家族や同居人から再び感染してしまう危険があるので
そこはしっかり注意してペットボトル飲料の飲み回しだとかを避けたり
食器をしっかり洗浄してから使うなど日常生活で気を遣う必要もあります

また歯周病重症の患者様に多いのですが
ヘビースモーカーの方はタバコを控えて頂く必要があります
タバコは歯の周りの血行を悪くして快復力や体の抵抗力を落として歯周病を悪化させる強い原因となるので
せっかく歯周内科治療をしても菌が再び増え出して再発する危険が増すので
止めて頂く必要がある訳です

しっかり虫歯の治療や不適合な被せ物を治して
喫煙や再感染には気をつけて
なおかつ定期的なチェックで再発していないか確認しつつ
クリーニングを継続していけば大丈夫ですね

この治療の流れは現在保険治療の適応範囲外
になっているため歯石取りも含めて完全に保険外治療になってしまいます
治療費もトータルで7万円程度と保険治療での歯石取りやクリーニングに比べると高額になってしまうのですが
一度原因菌を除去してしまえば再びお口の中に菌が感染しない限り この治療をすることもなく
その後は3-6ヶ月に1回程度再発していないかチェックしてしていなければ保険でのクリーニングだけで十分
いい状態を保つことが出来るでしよう

当院でもこの治療を始めてから2年ほどで過去 人ほど歯周内科治療を施しましたが
ほぼ全員が歯周病の症状が無くなってトマトのような真っ赤な歯ぐきからキレイなピンク色の歯ぐきになって
満足されています。



.....と、まあなんだか宣伝臭の強いお話ですね。

開業して8年 この医院にも定期的に通ってくださる患者様も増えてきたのですが
定期的な保険治療でのクリーニングに来ていても歯周病が進んで
歯の本数が減ってきてしまっている方もいて何とも残念に思える
衛生士さん方も頑張ってクリーニングしているのですが
どうしても原因菌が取り切れなくて時間と共に歯周病が悪化してしまっている
ということもあって少しでも定期的な検診とクリーニングの必要性と
歯周病の効果的な解決策となる歯周内科治療について理解を深めて頂ければ幸いと
ブログを通じて訴えさせて頂いた次第です

最終的には患者様自身の都合や考えで
この治療をするかどうかを決めて頂くことではありますが
知られないまま歯周病が悪化してしまうよりは知っていた方が良いので
今回ブログを通じて説明した次第です
もう少し治療の実績やデーターを蓄積整理できたら
医院HPにも掲載してアナウンスするようにしていこうと思います



さて今回はここまで

7月は家族旅行にも行くので
もう少しお堅くない楽しい話題でもできればいいなと思っています

では失礼します
posted by 松尾 院長 at 10:50| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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